今週の見通し(ドル円、ユーロドル、ポンド)

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今週の見通しの一覧はこちらからご覧になれます。

ドル円 : 今週の見通し ( USDJPY )

ドル円は依然として111.60-114.50の間で動くでしょう

先週のドル円は113円台を何回か試しましたが、112円台に戻して引けています。依然として116.60-114.50のレンジからは抜け出せないと思いますが、それでも今週はレンジの下である111円台を試す可能性が高くなってきました。ドル円が113円台をキープできなかったことだけでなく、GBPJPYやAUDJPYの下落が始まったからです。また、EURやGBPの欧州通貨に対してだけでなく、AUD, NZDなどのオセアニア通貨に対して米ドルが再び強くなっています。この動きは当然USDJPYの下支え要因になります。つまりクロス円の売りとドル円の買いがぶつかってしまうため、上記のレンジの外に出ることは当面ないと思います。

ユーロドル : 今週の見通し ( EURUSD )

ユーロドル ( EURUSD ) 1.16台が大きなポイント

これまでユーロドルに対して比較的控えめな弱気(cautiously bearish)な見方をしてきました。実際にGBPUSDに比較しても下落率は大きくはありません。
下のチャートでも明らかなように1.16台半ばに水平なサポートラインがあり、当面はこの水準の上での推移になると思います。1.1650-1.1850のレンジ内にとどまると思います。
ただし、1.16台を割れ込んだ場合には、1.1285が下値の目標値になりますので、逆指値のエントリー・オーダーを出しておいてもいいでしょう。

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ユーロ円は下のチャートに引いたような大きな節目の水準があります。先週は131.70が強いサポートになっていました。また、127.55からの上昇支持線にも支えられています。ただし、他の円クロスでは下げに転じてきている通貨ペアもあるため、ユーロ円も弱気モードで相場を見たほうがいいと思われます。
当面は131.70の下に逆指値のエントリー・オーダーを置いて127.55を目指すのもいいと思います。

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ポンド : 今週の見通し ( GBP 関連)

ポンドは下げの最終局面に

先週はポンドに対して非常に弱気の見方をしていましたが、先週のGBPは最弱の通貨だったことはOANDA Japanヒート・マップでも確認できます。
最近のポンドの見通しは、上げについても最近の下げについてもかなり当たっています。このようにある通貨の見通しが当たり続けているときには、その通貨に専念したほうが良いでしょう。

まずポンド・ドルですが、下の日足チャートで示した上昇チャネルを割れこみ、予想通りにそのチャネルの下限である1.2950付近を試しに行きつつあります。つまり、下げの余地が次第に小さくなってきています。
とりあえず、1.30割れではすべてのショートを手仕舞ったほうがいいと思います。利食い千人力という格言もあることですし、利確して初めて本当の利益になるのですから。
しかし、この上昇支持線を切れた時、つまり1.2950を切れた時は、もう一段の下げが期待できます。その時の目標はまず1.26台、次が1.24台になるでしょう。
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次にポンド円ですが、やはり予想通りに149.75/150.00のサポート・ゾーンを下抜けしたのち、きれいなフォロー・スルーがあり147円台で先週は引けました。 下のチャートでも明らかなように、一旦上抜けした三角持合いの中に戻ってきてしまいました。過去にもこのような場合のコメントをしていますが、今回も同様にこの三角持合いの下限を試しに行くと思います。現在のところ140.50近辺が目標になります。ただし、このサポートラインは日々少しずつ上がってくるので、毎日チェックしたほうがいいでしょう。

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最後にユーロ・ポンドの日足チャートをご覧ください。この通貨ペアもまさに予想通り0.8740付近の水平サポートラインでしっかりと下支えし、上昇に転じました。0.93からの下げの38.2%の戻しの水準はすでにクリアしています。まだ、底堅い動きをしていること、また、GBPUSDがもう少し下げの余地があることを考えると、ユーロポンドも61.8%戻しの0.91近くへの戻しの可能性は高いと思います。
ただし、EURUSDが1.16台を割れ込んだ場合には、EURGBPも下げに転じると思いますので、注意しておいてください。あるいは、EURGBPが先に反転し始め、0.89台を割れ込んだ場合には、今度はEURUSDに波及する可能性が高まるでしょう。いずれにしても、USD, EUR、GBPの三通貨の動きはダイナミックなものなので、しばらくはこの通貨に専念してもいいかもしれません。

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