ストキャスティクスでFX相場の売買のタイミングを掴め! FX初心者向けテクニカル分析9回目

ストキャスティクス

ストキャスティクスで売買のタイミングを掴め! FX初心者向けテクニカル分析9回目

 

ガルベス
あー、なんか腹の調子が悪い・・・・。
眉毛先生
昨日、焼き芋食べ過ぎだよ・・・。
ガルベス
うるせぇ!

食べれるときに食べとかねぇと、次いつ食べれるかわからねぇだろ!

人間は気楽でいいなぁ・・・。

眉毛先生
ま、相場でもそうだな。

利食えるときに利食っとくってのは重要かもな。

利益が乗ったら、どんどん利を伸ばすってのがセオリーだけど、ほっとくと戻って来ちまうこと多いからな。

適度なところで利食わねぇとな。

ガルベス
おう、それは最近感じる。

それより、眉毛よぉ。

今日はこのストキャスティクスってのについて教えてくれよ!

眉毛先生
おう。最近、勉強熱心だな。

ストキャスティクスとは?

眉毛先生
ストキャスティクスっていうのは過去の一定期間の高値、安値に対して、現在どのくらいの水準にいるかを示したテクニカル指標なんだ。

ちなみにストキャスティクスは買いの過熱感、売りの過熱感を探るオシレーター系に分類されるテクニカル指標なんだよ。

ガルベス
なるほどね。
眉毛先生
ストキャスティクスでは%K%Dという2つの数値を使って分析するんだ。
ガルベス
ほう。%Kと%Dだな。
眉毛先生
ストキャスティクスの%Kの数値は過去の一定期間の高値、安値に対して何%にいるのかを示した数値になるので0から100の数字になるんだ。

そして%Dの数値はその%Kを移動平均化したものなんだ。

一般的に使われる設定だと、%Kを算出するための期間が5、%Dを算出するための移動平均の期間を3と設定する場合が多いみたいだね。

FX会社のチャートソフトでストキャスティクスを表示させようとするとデフォルトの設定がそうなってるんだ。

ガルベス
現在の水準が%Kでそれを移動平均化したのが%Kだな。
眉毛先生

下のチャートを見てごらん。

ストキャスティクスはこんな風にチャートの下に表示するテクニカル指標なんだ。

青い線が%Kを示していて、赤い線が%Dを示しているんだ。

青の%Kの線が上下に振れて落ち着きがないに対して赤の%Dが平均化して滑らかな線になってるので方向感が掴みやすくなってるだろ。

ストキャスティクス1

実はストキャスティクスにはファースト・ストキャスティクススロー・ストキャスティクスという2種類のストキャスティクスが存在するんだよ。

上のやつはファースト・ストキャスティクスって呼ばれる方だよ。

ガルベス
もう一個のスロー?のやつは違うのか?
眉毛先生
さっきの%Kの動きを見て欲しいんだけど、上下に振れる動きなので方向感がわかりにくいだろ?

だから、方向感を分かり易くするために%Dの数値を%Kとしてさらにそれを移動平均化したものを%Dにしたのがスロー・ストキャスティクスなんだよ。

下のチャートを見てごらん。

ファーストの%Dがスローの %Kになってるから、ブレが少ない動きになってるだろ。

ストキャスティクス2
ガルベス
ほんとだ。全然違うな。

見やすくなったような気がする。

眉毛先生
そうなんだ。

一般的にストキャスティクスというと、このスローを差すことが多いと思う。

ファーストの%K、%Dに対してスローの%Kを%Dと呼んで、%Dを%SDって区別する場合もある。

あと、%K、%D、%SDの3本のラインを表示させてフル・ストキャスティクスなんて呼ぶこともあるんだ。

ガルベス
なるほど・・・。

ややこしいな。

眉毛先生
そうなんだ。だから、自分の使っているチャートソフトがどのようになっているかを確認してから使った方がいいな。

ストキャスティクスの売買サインは?

ガルベス
で、どうなったら、買いなんだ?
眉毛先生
お前はすぐそれだな。

テクニカル分析を行う上で注意しなければならないことの一つに絶対的な売買サインは無いっていうのがあるんだ。

売買サインだけに注目してるといつまでも絶対的なサインを探す旅に出て、勝てねぇぞ。

ガルベス
はいはい。
眉毛先生
まあ、いいや。

売買サインとされているのは、%Kと%Dのクロスだよ。

20より下で%Kが%Dを上抜ける動きになった場合は買いサイン。

80より上で%Kが%Dを下抜ける動きになった場合は売りサイン。

下のチャートを見てごらん。

ストキャスティクス3

ユーロドルの15分足チャートなんだけど、青の印が買いサイン、赤の印が売りサインだよ。

ガルベス
おお、これは使いやすそうだな。
眉毛先生
なんでかわかる?
ガルベス
さあ?

また理屈か?あんま理屈っぽいと女にモテねぇぞ!

眉毛先生
うるせぇ!

相場分析と女にモテるかどうかは別だ!

いいから、話を元に戻すぞ。

%Dは平均化した価格の勢いを示していて、%Kはより最近の価格の勢いを示しているっていうのはわかるよな?

ガルベス
ああ、そういうことか。

%Dが%Kを移動平均化してるからな。そうなるのか!

眉毛先生
そう。

だから、ストキャスティクスの数値が80を超えてきた状態、つまりある程度買いが進んだ状態で、直近の買いの勢い(%K)が一定期間の買い勢い(%D)よりも弱くなってきたので、調整売りが進む可能性が高まっているので売るということ。

反対に、ストキャスティクスの数値が20を下回ってきた状態、つまりある程度売りが進んだ状態で、直近の売りの勢い(%K)が一定期間の売りの勢い(%D)よりも弱くなってきたら、調整の買いが進む可能性が高まっているので買いということだよ。

ガルベス
おお、さすが理論派!

なんかスッキリした。

ん。同じようなの前にもやったよな。

確かMACDもそんなんだったよな。

眉毛先生
おお、よく覚えてたな。

MACDの0より上でMACDがシグナルを下抜けたときに売り、0より下でMACDがシグナルを上抜けてきたら買いと同じ理論だな。

オシレーター系のテクニカル指標の基本的な考え方の一つだね。

この考え方を理解しておけば、どのオシレーター系のインジケーターでも理解することができるぞ。

ガルベス
そうなんだな。売りの力が弱くなって来たので買い、買いの力が強くなって来たので売りってことだな。
眉毛先生
そう。

あとは大きな相場の流れを把握しておくことは大事だぞ。

さっきのユーロドルの15分足のチャートなんだけど、価格の動きが安値を切り下げて、高値を更新できていない下落基調の動きが続いているだろ。

だから、よく見ると、買いサインのときよりも売りサインの場合の方が成功率が高いし、利益が大きくなっているんだよ。

だから、押し目買い、戻り売りのタイミングを使うのに適してるんだ。

ストキャスティクス4

それに対して、方向感が無いような推移になってるときは、買いも売りもどちらも成功する可能性が高い状況なんだ。

ガルベス
なるほど。トレンド方向を狙ったエントリーをするってことが大事なんだな。

レンジ相場なら、逆張り中心ってことだな。

眉毛先生
そう。

大きな流れには注意しとかなきゃいけないってことだ。

ストキャスティクスでもダイバージェンスに注目

眉毛先生
あとはオシレーター系だから、やっぱりダイバージェンスに注意したい。

MACDRSIのところでやったダイバージェンスね。

ガルベス
おう、覚えてるぞ。

逆行現象だな。

眉毛先生
そうそう。

逆行現象。

ストキャスティクスでも下のチャートみたいにダイバージェンスが発生することがあるんだ。

つまり、価格が下落しているのにストキャスティクスは上昇しているような場合価格が上昇しているのにストキャスティクスは低下しているような場合

このような状態に陥ったときにはその後、相場が反転する可能性が高まっているときだから、注意しなきゃいけない。

利益の乗っているポジションを持っていたら利益を確定したり、反転のさらなるサインを待って反転を狙うというのがいい場面だね。

ストキャスティクス5

ガルベス
なるほど。理論的にはMACDやRSIと同じってことか?

価格が下がっているのに下落パワーが弱くなってきている、だから反発するってことだな。

眉毛先生
そういうことだ。

まとめ

ガルベス
なるほどね。

まとめると、ストキャスティクスは現在の価格が過去の高値、安値に対してどのくらいの水準にいるかを示したテクニカル指標で、ファーストとスローがある。

一般的にはスローをストキャスティクスということが多い。

そして、20よりしたで%Dを%Kが上抜けたら買い、80より上で%Dを%Kが下抜けたら売りだな。

トレンドが発生してるときは押し目買い、戻り売りを狙うんだよな。

そして、ダイバージェンスにも注意する。

間違ってないよな。

眉毛先生
うん。大丈夫だ。

すごいなガルベス!

記憶力いいな。

ガルベス
当たり前だ!

お腹の調子が悪いから、今日の散歩はキャンセルするよ。

少し寝る。

おやすみ・・・・。

眉毛先生
ああ、ゆっくり休め。