ポイント&フィギュアチャートの使い方 FX初心者向けテクニカル分析15回目

ポイント&フィギュアの使い方

ポイント&フィギュアチャートの使い方 FX初心者向けテクニカル分析15回目

 

ピンポ〜ン!

ガルベス
なあ眉毛、チャイム鳴ってるぞ・・・。

早く出ろ・・・。

眉毛先生
やだ・・・・。

寒いもん・・・・。お前行けよ・・・。犬だろ・・・。

なんだってこんなときにエアコンがぶっ壊れるんだよ・・・。

ガルベス
無理・・・。

俺は犬だけど毛が短いから寒いの苦手なんだよ!

眉毛先生
しょうがないな、出るか・・・・。

ジャック
Jack
お久しぶり・・・・。眉毛くん。

出てくるのが遅かったから居ないのかと思ったよ。

なんか寒くないか?この部屋・・・。

眉毛先生
お久しぶりです。ジャックさん。

実はエアコンが壊れてしまいまして・・・・。

あ、そういえば、お酒も切れてる・・・。

私、ちょっくら買ってきますね!

Jack
ああ、そんなに気を使わんでもいいのに。

いつも悪いのう・・・。

ガルベス
おお、ジジイじゃねぇかよ。

旅行から帰ってきたのか?

Jack
ああ、ガルベスくん、元気だったかい?

最近、トレードの調子はどうだい?

ガルベス
おお、それな・・・。

ぼちぼちだな。

なんかトレンドができたときは勝てるんだけど、よくわからないときにあんまりうまくいかない・・・。

ずっとチャート見てると、どっちの方向を向いてるか分からなくなるんだよ・・・。

Jack
ほう、なるほどね。

そういうときは長い時間軸のチャートなんかを見たりして方向感を見るっていうのが一般的なんだけど、もっと面白いものがあるぞ。

こんなの、見たことあるかい??

ポイント&フィギュア1
ガルベス
なんだこれ???

○と×がいっぱい書いてある??

なんかのゲームか??

Jack
これはね、ポイント&フィギュアチャートっていうんじゃよ。

ガルベス君が見てるローソク足チャートみたいなもんじゃよ。

少し癖のあるチャートなんだけど、方向感を掴みやすいから、わしは昔から愛用しているチャートなんじゃ。

ガルベス
ぽいんとあんどふぃぎゅあ・・・。

なんか言いにくいな・・・。

Jack
言われてみれば、言いにくいのう・・・。

非時間軸のチャートとは?

Jack
このポイント&フィギュアチャートは非時間軸のチャートなんじゃ。
ガルベス
ひじかんじく・・・?

意味がわからん・・・。

Jack
ガルベス君が普段見ているローソク足チャートは一定の時間が過ぎると次の足に移っていくじゃろ。

時間が横軸になって移動していくタイプ、それが時間軸チャート。

このポイント&フィギュアチャートは一定時間の経過で次の足ができるんじゃなくて、一定の値幅分だけ逆に価格が動いたときにはじめて右に移って印をつけていくチャートなんじゃよ。

つまり、時間が軸になっていないチャートなんじゃ。

だから、非時間軸のチャートと言われている。

時間に関係なく価格の動きに集中することができるから、トレンドの方向を確認するのに適しているんじゃ。

ガルベス
なるほど。

非時間軸のチャートっていうのはそういう意味なのか・・・。

で、どうやって見るんだ?

ポイント&フィギュアチャートの基本的な見方

Jack
うむ。

まずはポイント&フィギュアチャートの記入の仕方を確認しよう。

ポイント&フィギュアチャートは○と×で値動きを記入していくチャートなんだけど、最初に3つのことを自分で決めなければならないんじゃ。

まずは、一つの印を記入する枠の値幅を決めなければならない。

何Pips移動したら印を増やしていくかってことじゃ。

30Pipsと決めたら、30Pips動いたら、次の印をつけるといった感じじゃ。

そして、次に何枠逆行したら、トレンドの転換とみなして次の列に移るかを決めるんじゃ。

最後にどの価格をもって判断するかというもの長い期間を見るのであれば1日の終値とすることもできるし、短期的な動きであれば1時間足の終値やもっと短い時間軸の終値を基準に考えてもよい。

そして、ポイント&フィギュアチャートを記入していく上で次の3つの決まりがある。

①一定の価格が上昇したら、×をつけて、一定の価格が下落したら○をつけていく

×が上昇、○が下落じゃ。

イメージ的には○が上昇っぽいけど逆だから気をつけよう。

②ポイント&フィギュアは同じ列には同じ印しか記入できない

ポイント&フィギュアには1つの列には同じ印しか記入できないというルールがあるんじゃ。

そして逆行するまで次の列には移れないんだよ。だから、○の列と×の列が交互に続いていく。

ポイント&フィギュア2

③次の列に移動するときは1枠空けて印を記入していく。

次に、設定した値幅分逆行する動きとなった場合には1枠分空けて次の列に移動するというルールがあるんじゃ。

だから、1枠分空けたところから決めた転換の枠数分反転したら次の列に移動するってことじゃ。

言い換えれば、移動した時点で決めた枠数分の印が記入されるってことなんじゃよ。

ポイント&フィギュア3

これらを踏まえて、ポイント&フィギュアチャートが価格の動きをどのように表現しているのかを見てみよう。

次のようなポイント&フィギュアチャートの場合は赤線のように価格が推移したってことを意味しているんじゃよ。

もちろん、このように綺麗に動いた訳ではなく、途中であまり動かない時期や反転までいかないけれど押し目や戻りを形成した可能性だってある。

だけど、そのような小さな動きはポイント&フィギュアは無視して大きな方向感だけを示しているんじゃ。

 

ポイント&フィギュア4

 

ガルベス
ほう、なるほどね。

じゃ、このポイント&フィギュアの場合はこんな値動きになったってことだな。

ポイント&フィギュア5

 

Jack
そうそう、理解が早いな。

時間の経過で次々と移っていくローソク足チャートよりもシンプルだから、価格がどっちの方向を向いているのかがわかりやすいじゃろ。

ガルベス
確かに。

でも1枠のPips数や方向転換の枠数は一体どうやって決めるんだ?

どのくらいがお勧めとかあるのか?

Jack
それは結構意見が分かれるところじゃのう。

どのくらいの期間のトレンドを見るかにもよる。

わしの場合はデイトレのような短期トレードのために短期的な流れを見るときはドル円の場合、1枠を10Pips、3〜4枠で転換としてる。小さなトレンドの転換もしっかりとチェックしたいからのう。

スイングトレードのように数日間の値動きを狙う場合には1枠30Pipsで4枠で転換としておる。この場合はトレンドがしっかりと転換したのを確認したいから広めにとってる。

そのほか、通貨ペアによって変動率(ボラティリティ)が高い通貨ペアであれば、もう少し広めのに設定することもある。

これが絶対的な答えじゃないから、いろいろ試して自分なりに納得のいく値幅を探し出すしかないと思うぞ。

ガルベス
なるほど。

最初はジジイの設定をパクって使って、微妙だったら自分なりに少しイジってみるよ。

サポートやレジスタンスに注目

Jack
あと、ポイント&フィギュアを見るときはサポートやレジスタンスに注目して見ると価格の方向性を掴みやすくなるぞ。

下のチャートみたいに同じ水準で何度も上値が止まっているレジスタンスがあるような場合は要注意なんだ。その水準を上抜けると上昇基調が強まることが多いんじゃよ。

逆に同じ水準で何回も価格が下げ止まっているような状態だったら、その水準を割り込むと下落基調が強まるんじゃ。

ローソク足チャートでもわかるけど、ローソク足の場合時間の経過とともに徐々に間延びしてしまってわかりにくくなることがあるからのう。

それに対してポイント&フィギュアチャートの場合は純粋に価格の動きのみを示したものだから、レジスタンス、サポートも確認しやすいっていうメリットがあるんじゃ。

ポイント&フィギュアのダブルトップ、ダブルボトム!?

Jack

ポイント&フィギュアチャートにもローソク足のフォーメーション分析でやったようなチャートのパターンがあるんじゃよ。

代表的なものがダブルトップ、ダブルボトムと言われるものなんだが、フォーメーション分析のときに出てきたものと逆なんじゃ。

紛らわしいのでイラっとするだろうけど我慢してくれ。

ガルベス
大丈夫だ!

俺は眉毛と違って心が広いからな!

Jack

ポイント&フィギュアのダブルトップ、ダブルボトムはこんな感じじゃよ。

簡単に言えば、直近の高値を上抜けてきたところで買いサイン、直近の安値を下抜けたところで売りサインというものじゃよ。

ガルベス
ホントだ!

売りと買いがローソク足のときと逆になってるな。

トライアングル(三角保ち合い)の抜け出しを見逃すな

Jack
あと、覚えておいて欲しいのは、ポイント&フィギュアチャートでもトライアングルが発生することがよくあるんじゃ。

覚えてるかい?トライアングル?

フォーメーション分析のところでやったやつじゃ。

ガルベス
もちろん覚えてるぞ。

天才犬だからな。抜け出した方に動くってやつだろ。

Jack
そうじゃ。それ。

それがポイント&フィギュアではよく発生するんじゃよ。

ローソク足チャートだと揉み合うような状況となると横に伸びるような動きになってよくわからない状況になる場合でもポイント&フィギュアだときれいなトライアングルになったりすることがあるんじゃ。

つまり、価格が収縮して力を貯めるような状況になっているのが分かり易いってことじゃよ。

ほら、こんな感じじゃよ。

下落トレンド中に出てきてトレンド方向に抜けた後、下落が強まってるじゃろ。

ガルベス
おお、ほんとだ。

Jack
他にもローソク足チャートのようにトレンドラインを引いたりしても分析することもできるぞ。

ガルベス
なるほど。

研究してみる価値はありそうだな。

価格のターゲットも割り出せる!?

Jack
ポイント&フィギュアを使った分析方法にはカウンティング分析という方法もあるんだ。

簡単にいうと、価格がどこまで伸びるかを予想する方法じゃよ。

ガルベス
フィボナッチとか一目均衡表とかでやったようなやつか?

Jack
そうそう。

そんな感じ。

ただし、いうほど当たらない・・・(笑)

でも大事なのは考え方じゃよ。

どのようなときに大きな変動になり易いかというのを把握しておいた方がいいぞ。

ガルベス
で、どうやるんだ?

Jack
カウンティングには2種類の方法があるんじゃ。

一つは垂直カウンティングというものでもう一つは水平カウンティングといわれるものなんじゃよ。

いずれも保ち合いから抜け出した際にどのくらい伸びるかを考えるものなんだが、簡単に説明するとこんな感じじゃ。

①垂直カウンティング

垂直カウンティングは保ち合いを抜け出した1回目の波動に近いくらい2回目の波動が大きくなるというものじゃよ。

ああ、これなんかが、イメージし易い感じじゃのう。

2回目の波が少し1回目よりも少し大きいがのう。

ほら、レンジを抜けるような動きとなった後に、少し反落した後に再度上昇するような動きになってるだろ。その抜け出した最初の1回目の波動と2回目の波動の大きさが近い値幅になり易いというものじゃよ。

つまり、保ち合いを抜け出す動きとなった場合には大きなトレンドに発展する可能性が高いという考え方じゃよ。

②水平カウンティング

水平カウンティングは保ち合った列の数に転換枠数を掛けた枠数分抜けた方に動くというものじゃ。

保ち合った列の数 × 設定した転換の枠数 = 想定される枠数

つまり、保ち合った時間が長ければ長いほど抜けてきた波動が大きくなるって考え方になるのじゃ。

垂直カウンティング、水平カウンティング共にそんなに綺麗に当たることは少ないけれど、考え方の部分が大事だと思うぞ。

ガルベス
なるほど、要するに均衡を抜け出したところがチャンスってことだな!

ちょっと自分なりに研究してみるわ!

眉毛先生
うー、外は寒い・・・。

お酒買ってきました!

お、なんだ?ガルベス、ポイント&フィギュアを習ってるのかい?

ガルベス
おう!これも使えそうだな。
Jack
おお、じゃあ一杯ごちそうになろうかのう。

あ、そうだ!

忘れるところだった。

お土産があるんだった。ハワイにも行ったのでビーフジャーキー買ってきたぞ!

ガルベス君も好きだろ?

ガルベス
おお!

これ、大好きなんだよ!

ちょっと塩分は気になるけど、まあ大丈夫だ。

眉毛先生
本当か?

ちょっとだけだぞ・・・。