パラボリックSARで売買のタイミングを探れ! FX初心者向けテクニカル分析12回目

パラボリックSAR

パラボリックSARで売買のタイミングを探れ! FX初心者向けテクニカル分析12回目

ガルベス
なぁ眉毛よぉ

最近ベイスターズ強かったのに日本シリーズに入ってから、微妙な状況だな・・・。

眉毛先生
そうなんだ・・・。あと少しで日本一なのに・・・。
ガルベス
まあ、これからだろ・・・。

背水の陣!

眉毛先生
そうだよな!

それより、ガルベスよぉ、FXは順調か?

ガルベス
そうそう。眉毛に聞こうと思ってたテクニカル指標があるんだ。

えぇ〜と名前なんだっけ?

パラボリックってなんだ?

ガルベス
ぱらぼりっく・・・えすえーあーる??

なにこれ?

眉毛先生
ああ、パラボリックSARね。

いいところに目を付けたな。

パラボリックっていうのが放物線というような意味で、このテクニカル指標が放物線状にチャート上に表示されるから、この名前になったんだ。

SARストップアンドリバースの略で売りサインと買いサインが繰り返し示されるテクニカル指標なんだ。

下のチャートみたいに価格の上下に放物線状に表示される印(SAR)を元に判断するんだ。

価格の上にSARが切り替わると売りサイン、価格の下にSARが切り替わると買いサインになるんだ。

パラボリックSAR1

そしてそのSARがストップ注文の目安になるんだ。

SARに価格が到達すると、SARが上下に移動する。

トレンドが転換したと判断して売買サインが入れ替わるんだ。

ガルベス
なるほど、見やすいな。

これがあれば、ずっとこれ通りに売買してれば勝てそうだな。

パラボリックの弱点

眉毛先生
それがそうでもないんだ。

単純にこれに併せて売買してると、相場が揉み合うような動きになったときやトレンドが発生した場合はトレンドに逆らうサインはほとんどダマシになったりする。

たとえば、こんな場合。

下落が続いたところでは綺麗なサインとなっているけど、途中から揉み合っちゃってるのでサインがほとんど機能していないんだ。

パラボリックSAR

ガルベス
ほんとだ。

ひどいな・・・。

眉毛先生
上昇トレンドが続いた場合はこんな感じ。

パラボリックSAR2

買いのサインに関しては綺麗なサインとなっているけど、売りのサインに関してはダマシが連発している。

だから、大きな方向性を考えないでそのままサイン通りにトレードしていたら、負けちまうことも多くなるんだ。

ガルベス
なんだよ。使えねぇなぁ・・・。

まるで眉毛みたいだ・・・。

パラボリックの弱点を補強する

眉毛先生
そういうな。

大きな流れに逆らったり、揉み合いとなりそうなところでダマシが増えるのであれば、そうなりそうなところをできるだけ避ければいいんだよ。

そうすれば、勝率が高まる可能性がある。

大きな流れを見る場合はどうするのがいいと思う?

ガルベス
(う・・・。質問かよ!)

それは・・・。あ、長い時間のチャートで見ればいい!

眉毛先生
そう。それが一番手っ取り早いな。

長い時間軸でもパラボリックを表示して、その方向にだけポジションを持つとか、パラボリック以外のテクニカルを使って、大きなトレンドを把握してもいいと思う。

さっきのユーロドルの1時間足のチャートなんだけど、上昇基調が本格的に強まっていた部分がこの辺だよね。

パラボリックSAR

それを一つ長い時間軸の4時間足チャートで見ると・・・。

こんな感じ。

パラボリックは上昇に切り替わったばかりだし、高値を結んだ下降トレンドラインを上抜ける動きとなった後、直近の高値も上抜ける動きになっていて上昇基調が続きそうな気配になっているんだ。

さらに、反発が強まる前兆として、前にやったRSIを見ると、安値を更新しているのにRSIが上昇するダイバージェンスが発生していて、反発に期待できそうな動きになってたんだ。

パラボリックSAR
ガルベス
おお、ほんとだ。

上昇機運が高まっていたってことだな。

だから、1時間足では売りサインを無視してもよかった場面なんだな?

眉毛先生
そうなんだ。絶対的なものでもないけど、上昇が続く可能性の方が高くて、売りサインが小さな調整に終わる可能性が高かったから、売りサインを無視した方がよいと判断できたんだ。

 

ガルベス
なるほどな。

これでトレンドができたときの対策はできるな。

でも揉み合いはどーすんだ?

眉毛先生
悩みどころの一つだな。

まず最初に、揉み合いっていうのはどういう場合に発生しやすいと思う?

ガルベス
(また質問かよ・・・)

ん、雇用統計の前か??

眉毛先生
そうだな。

大きなイベント前っていうのも様子見ムードが強まって動きが鈍くなることも多いから、そういう場面もあるな。

あとは、一つは大きく動いた後だな。

大きく動くときっていうのは、それだけの相場を動かす要因があったってことだから、そっちの方向に進み続ける可能性もあるけど、視点を変えるとその方向にポジションを持った人が多いってことだから、利益確定も入りやすい。

オーバーシュートしているような場面では反転を狙った売買も入りやすいしね。

だから、揉み合うような状態になりやすい。上下に一定数スイングした後に均衡を抜け出す方向に動くといった感じになりやすい。

ガルベス
そういえば、さっきのユーロドルのチャートもそんな感じだったな。
眉毛先生
だから、そういう場面ではポジションを持たないというようにしておけばいいと思う。

しばらく均衡した後に抜け出したら、エントリーポイントを探すといった感じだな。

その2つを避けるだけでも差は出てくる。

これに関しては、他のテクニカル指標にも共通するところだと思うぞ。

パラボリックの設定

眉毛先生
パラボリックの設定はどのチャートソフトでもこんな感じになってる。

設定するパラメーターは加速因数といわれる数値で大きくなると価格により近づいたところにSARが描かれるんだ。

この加速因数というのは簡単に言うと「どのくらいSARを価格から離しますか?」という数字なんだ。

トレンドが永久に続くことはない、そしてトレンドの転換点を早めに把握したいとの考えから、その数値を最初に設定した数値から徐々に増やしていって、価格にSARを近づけていくんだ。

「どのくらい離したところから始めますか?」というのが開始の数値

「加速因数をどの位づづ増やしますか?」というのが、増加数と書いている部分。チャートソフトによってはもしかしたら、名前が違う可能性があるけど、大体予想がつくと思う。

そして、あまりにもチャートに近づきすぎてしまうと小さな変動で反転のサインが出てしまうので、一定の近さになったら、この加速因数の増加を止める必要が出てくる。

その「加速因数の最大数はどのくらいにしますか?」というのが最大と書いてあるところ。

パラボリックSAR5

これらを設定する必要があるんだけど、よくわからなかったら、デフォルトのままで十分だと思う。

たぶん、0.02スタートの増加が0.02、最大が0.2に設定されているのがほとんどじゃないかな。

価格にSARを近づければ近づけただけ、トレンドの転換点を早く把握できるっているメリットはあるけど、その分ダマシも多くなる。

逆に離し過ぎるとダマシは減るけど、反転が確定するまでに時間がかかるので、トレンドの転換を把握するのが遅くなってしまうというデメリットがあり、結果的にダマシとなることもある。

ガルベス
なるほど、要するにパラボリックを離し過ぎたから、眉毛は婚期を逃したってことか?
眉毛先生
それは関係ねぇだろ!

まとめ

眉毛先生
じゃ、まとめるぞ。

パラボリックSARは価格の上下に放物線状にSARを表示させ、売買サイン、ストップの水準を表示するテクニカル指標。

大きなトレンドができている場面ではトレンド方向にポジションを持つ。

揉み合いそうな場面では様子を見る。

ガルベス
なんだ?

怒ってんのか??

眉毛先生
怒ってねぇよ!
ガルベス
(やっぱり、怒ってんじゃねぇか・・・・。今日ベイスターズが勝ってくれることを願う・・・)