MACD、RSIでドル円のチャートを分析してみよう! テクニカル分析入門実践編①

MACD、RSI

MACD、RSIでドル円のチャートを分析してみよう! テクニカル分析入門 実践編①

ガルベス
なあ眉毛の旦那よぉ・・・。

最近、ドル円がスゲー落ちてるな・・・。

眉毛先生
おう、そうだな。

なんだ?

やられたのか??

ガルベス
いや、そうでもないんだけど、テクニカルの基本的なことは習ったんだけど、実際のチャートでどういう風に見ればいいのか、イマイチわからなくてな。

テクニカル分析をしていたら、この下落は予想できたのか?

眉毛先生
まあ、絶対的に当てることができるというものではないと思うけど、今回の下落に関しては、ある程度予想できたと思うぞ。

じゃ、ちょっと実際のチャートで分析してみよう!

ガルベス
おう!頼むぜ。
眉毛先生
今回はMACDとRSIを中心に分析してみるぞ。

じゃ、早速、ドル円のチャートを見てみよう。

これ、日足チャートね。

MACD、RSI1

まず、最初にドル円は11月に入るまでは上昇トレンドだったのがわかるよね。

でも、その上昇トレンドに黄色信号が出てるところがあるんだ。

最初に出てきた注意報は安値を結んだトレンドラインaを割り込んできたところ。(①のところ)

ただし、これは直近の安値を割り込んでいるわけではないので、このまま上昇トレンドが続くことも多いから、下落基調が強まったと考えるのはまだ早いよね。まだ様子を見るところ。

再度高値を追うようであれば、ラインを引き直すといった作業が必要になるところ。

結局再度高値を探る動きになったから、bのラインまたはcのラインを引き直すんだ。

そして、高値を更新したけれど、上値は少し重いような状況に陥ったよね。(②のところ)

そして下値を探る動きになったんだけど、この辺りから、反転の兆しが強まっているのが確認できるんだ。

まずはMACDなんだけど、売りサインとなる0より上でMACDがシグナルを下抜ける動きになってるだろ。

これは、平均的な上昇基調に対して上昇基調が弱まってきていることを示しているんだよね。

だから、売りサインとされている。

それに加えてRSIを見てごらん。

dのラインを見るとわかると思うけど、高値を更新する動きになっているよね。

それに対して、RSIはeのラインを見てごらん。

前回の山を超えてないだろ?

これって何か覚えてる?

ガルベス
ああ、これは・・・。

ダイバージェンスだったっけ??

眉毛先生
そうそう、ダイバージェンス。

つまり価格の動きとRSIが逆行しているような状況。

買いの力が弱まってきているってことで、上昇基調が終焉を迎える可能性を示唆してたんだ。

だから、下方向の動きにも警戒しなければいけない状況になったってことだ。

その後は下値を探る動きになったんだけど、直近の安値を割らずに折り返す動きになったんだ。

だから、この時点ではまだグレーな状況だね。

ガルベス
でもジリジリと追い込まれているって感じだな。
眉毛先生
後からチャートを見ると、答えが分かっているから、そういう目で見ちゃうけど、実際に進行中のチャートの場合はまだ分からない、でも下方向の動きにも警戒しなくちゃって感じだろうね。
ガルベス
なるほど、で、その次は?
眉毛先生
その後は反発するけど、②の高値を超えることが出来ずに、失速するような動きになったよね。

この時点で下方向に崩れる可能性がまた上がった状況といえるよね。

青い点線に注目してみてくれ。

小さなヘッド&ショルダーを形成しつつある状況だったんだ。

ガルベス
おお、確かに見たことある形だな・・・。
眉毛先生
そしてネックラインになってた112.90付近を割り込んでるだろ。

この時点で下落の可能性がさらにアップしているんだ。

ただし、気をつけたかったのは割り込んだ足の下ヒゲなんだ。

○で囲ってるけど、割り込んで下落が進んだ後、結構な勢いで押し戻してる。

この動きになると、反発する可能性も高まるんだ。

ヘッド&ショルダー返し」といったところかな。

そうなると反発が結構大きくなることもあるから要注意なんだ。

今回は翌日に少し戻した後、再度下落となって、綺麗に下方向への動きが強まったから、その時点で下落への期待感が本格的に強まったといえるところじゃないかな。

その辺りではMACDが0を割り込むような動きになってるよね。

これは、指数移動平均線(EMA)でデッドクロスが発生したことを示しているんだったよね。

つまり短期のEMAが長期のEMAを割り込む状況になってきたってことでこれも売りサインの一つだよね。

ガルベス
なるほど。

いろんなところで下落注意報が出てたってことだな。

柔道で言えば合わせ技一本っていったところか?

眉毛先生
ん〜。

まあ、そんなところかな。

いくつかの注意報が重なって警報になるって感じかな。だから、ガルベスのように短期売買を狙うトレーダーだったら、売りのポイントを探していく場面だったんだ。

下のチャートは1時間足チャートなんだけど、112.90付近を割り込んだ後はMACDの売りサイン(矢印のところ)だったり、安値を結んだラインを割り込んできたところのように売りのポイントを探していけば効率的に勝てたってわけだ。

利食いの目安はRSIが30を割り込んだところなんかが目安の一つだな。

利食ったら、少し様子を見て、引きつけて売れそうなところを探すなんてのが正解だったんだな。

MACD、RSI2

ガルベス
そっか。

長い時間軸を見た後に短い時間軸のチャートでエントリーポイントを探すんだったよな。

眉毛先生
そうそう。

だから、短期のトレードであれば、小さな波を狙って、もっと短い時間軸に掘り下げて見るってのもいいかもしれない。

ガルベス
なるほど。

で、今のドル円はどんな感じなんだ?

眉毛先生
だよな。

それは気になるところだよな。

もう一度、日足チャートを見てみよう。

MACD、RSI3

上昇基調が終わったと考えられるんだけど、直近の動きは少し悩ましい状態だと思うんだ。

2つ前のローソク足で十字線が出てきて下落基調が一段落しているようにも見えるだろ。

ただし、これは日本が祝日、そして次の日が米国のサンクスギビングデーだったので、市場参加者が少ない状態だったってのもあるんだ。

だから相場が動かない状態となっているので悩ましい。

MACDを見ると0を割り込むような動きとなった後、シグナルも0付近まで低下していて、下落基調が続いているのが確認できるだろ。

一方でRSIは30に近い水準まで低下していて結構売りにも過熱感が出てきているということもできる。

だから、基調は下方向、ただし、反発にも少し注意したいってとこだな。

いずれにせよ、休み明けの市場参加者がどのような動きに出るかを少し見守りたいところだな。

月曜日、市場が地球を1周してから、もう一度チャートを見てみるってのがいいと思う。

ガルベス
なるほど。

人生は複雑ってことだな?

少し様子見ってことか。

眉毛先生
そう。

基調は下方向だけど売るにしても少し戻したところを狙いたいし、この基調が続くのかを少し見守りたいってところだろうね。市場参加者が戻ってきて、上下にスイングしたところで、均衡が崩れるところを狙っていくってのがいいと思う。

ガルベス
そっか。

なんとなく、理解できたような気がする。

今度、他の通貨やその後の動きで変化があったら、また教えてくれ。

眉毛先生
おう!

じゃ、散歩行くぞ。