フィボナッチで反転のタイミングを掴め! FX初心者向けテクニカル分析11回目

フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチで反転のタイミングを掴め! FX初心者向けテクニカル分析11回目

 

眉毛先生
おう、ガルベス、何見てるんだ??
雇用統計
ガルベス
ん?

海外ドラマだよ!

プリズンブレイク!

眉毛先生
懐かしいの見てるな・・・。シーズンいくつだよ?
ガルベス
シーズン1だよ!

おもしろいなこれ、眉毛、お前も刑務所入れば?

脱走できるぞ。

眉毛先生
入らねぇよ!

悪いことしてねぇし。

それより、FXはやってないのか?

ガルベス
やってるよ。

でもな、大きく動いた後だから、どこで入っていいかわからねぇんだよ・・・。

ユーロドル、多分下に行くと俺は考えてるんだけど・・・。

これ、前にフォーメーション分析のところでやったヘッド&ショルダーってやつだろ?

眉毛先生
おお、そうだな。ユーロドルは今、そんな感じだな。

でも、今は・・・

ガルベス
そうなんだよ。

4時間足のチャートを見ると・・・。

今売っちまったら、思いっきり跳ね返ってきそうな気がする。

眉毛の婚活みたいに、暗礁に乗り上げそう・・・。

眉毛先生
誰の婚活だよ!

なるほどな。今は少し様子を見た方が良さそうだな。

そのまま落ちて行く可能性ももちろんあるけれど、一度反発してから下がっていくってシナリオも十分に考えられるね。

こういうときに売ってしまうと、ストップ注文までの距離を広くとらなくてはならないので、リスクに対して、リターンが小さくなってしまうからな。

一度戻るのを待って、ストップ注文までの距離を縮めてから売りで入るのが正攻法だな。

じゃ、今日はどのくらい戻る可能性があるのかについて考えてみよう!

ガルベス
おう!

なんか秘密兵器はないのか??

フィボナッチ比率とは?

眉毛先生
ところで、フィボナッチって聞いたことあるか?
ガルベス
おう!

プリズンブレイクに出てくるな。アブルッチが探してる奴だろ?

眉毛先生
ああ、確か、そんな名前だったな・・・って誰もわからねぇよ!

思いっきりチョイ役じゃねぇか・・・。

じゃなくてな。ここでいうフィボナッチはイタリアの数学者のレオナルド・フィボナッチのことを言っているんだよ。

そのフィボナッチの名前にちなんでつけられたフィボナッチ数列っていうのがある。

1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・・って感じで続いて行く。

この数列の規則がわかるかい?

ガルベス
わかるわけねぇだろ!

ただテキトーに数字言ってるだけだろ!

俺、算数苦手なんだよ!

眉毛先生
まあな。

いきなり言われてわかったら天才だな。

この数列は2つ前の数字を足した数字が続いて行く数列なんだ。

1+1=2だろ、そして1+2=3、2+3=5、3+5=8、5+8=13・・・・・・・

ガルベス
で?

それが何か・・・?

眉毛先生
ま、そうなるよな。

でもこの数字、不思議なんだ・・・。

ひまわりの種が螺旋状に21個、34個、55個・・・というようにこの数字で増えていく、花の花ビラの数がこのフィボナッチ数列の数字になることが多いなど、自然界のいろんなところにこの数字が存在するんだ・・・。

ガルベス
まじか?

ということは眉毛の女に振られた数もこのフィボナッチ数列のように増えていくんだな?

眉毛先生
残念だが、その連敗記録もいずれ止まるぞ・・・。

俺のことはどうでもいいんだよ!

で、この数列の不思議なところは隣同士の数の比率が徐々に1:1.618に近づいて行くってことなんだ。この比率が黄金比率って呼ばれる比率でこれまた自然界にたくさん存在しているんだ。例えば人間の手首から先と肘から手首までの比率とか。

なんでも人間が自然に美しいと感じる比率らしいぞ。

ピラミッドとかミロのビーナス、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザとかにもこの黄金比率が使われているし、身近なところでは名刺のサイズもこの黄金比率でできているらしい。

美人と言われる人の顔もこの比率になっていることが多いんだって。

ガルベス
なるほど。眉毛の顔は残念ながら、黄金比率とは無縁だったってことだな。
眉毛先生
お前の顔もな。

まあ、そんな美しく見える比率だから、「相場のチャート上にも出てくるんじゃないか?」って考えられたんだ。

調べて見ると、過去のチャートで確かにその黄金比率に関係する数字で流れが変わったりしていることが多々あったことから、欧米を中心に相場においてもこのフィボナッチの比率を用いた分析が行われるようになったんだ。

このフィボナッチの比率を用いてトレードする人が増えたことで、さらにこの比率を使った水準で相場が反転したりするケースが増えたという可能性もあるね。

ガルベス
へぇ。そうなんだ。

で、実際のところどうやって使うんだ??

眉毛先生
フィボナッチの比率でFXでよく用いられる数字は0.236、0.382、0.5、0.618、0.786、1、1.618、2.618、3.618、4.236がよく使われるんだ。いずれも前後の数字を割ったりして算出された数字が元になってるんだ。

細かい計算は俺もよくわかんないから、説明は省略するぞ。

ガルベス
(出た!必殺の誤魔化し・・・。)

なるほど。で、その数字をどのように使うんだ?

フィボナッチ・リトレースメントとは?

眉毛先生

一番有名なものだとフィボナッチ・リトレースメントというものがあるんだ。

今回のユーロドルみたいに大きく下落した後に、どのくらいまで反発するかを見るためのツールなんだ。

さっきの0.236、0.382、0.5、0.618、0.786、1なんかが戻りの目安として考えられるんだ。

下のユーロドルのチャートで1.18366から1.1616までの下落に対してどこまで戻るかを考えて見ると、ちょうど半値戻しとなる0.5の水準の1.17263が目につく。この水準はよく見るとその前にサポートになっていた水準なんだ。

だから、この付近まで反発してきて、勢いがなくなるようであれば、もう一度下がる可能性が高い水準と考えることができる。

次に、0.382のところを見ると、ちょうど節目の1.17の辺りなんだ。この付近まで戻して反落というシナリオも考えられそうだね。

次に0.618の水準となる1.175の辺りはどうだろう。ちょうど大きく下落する前にもみ合った水準ということもあって、この水準くらいまでは反発する可能性も視野に入れておきたいところだね。

逆にこの水準も超えて0.786の水準となる1.17894まで戻す動きとなってしまうと下落分のほとんどを戻してしまうことになってしまうから、少し売りで攻めるのは考えた方がいいということになる。

フィボナッチ・リトレースメント

もちろん、このまま下げ止まらずに落ちて行くというシナリオも考えられる。

そのときは、次に下げ止まった水準でこのフィボナッチ・リトレースメントを引き直すっていう作業を行うんだ。

あとは一つ前の時間軸や他の上下の動きに合わせてこのフィボナッチ・リトレースメントを引いてみて線が重なるところを探すっていう人もいる。

ただ、最初のうちはそれをやると、線だらけになって余計混乱するだろうから、慣れてからにした方がいいと思う。

ガルベス
なるほど。

じゃ、この水準に近くまではプリズンブレイクの続きを見ていていいんだな?

眉毛先生
ま、ユーロドルに関してはその方が無難な気がする。

もう少し様子を見て、戻ってくるか、もみ合いが続いて、均衡ができたら、その均衡を抜け出したところを狙うとかがいいんじゃないか?

ガルベス
そっか、じゃ、ちょっと見守ろう。

フィボナッチ・エクスパンションとは?

眉毛先生

フィボナッチ比率を使った分析方法の中にはフィボナッチ・エクスパンションっていうのもあるんだ。

さっきのフィボナッチ・リトレースメントは反発の水準を探るときにつかったけど、このエクスパンションはどこまで価格が伸びるかを探る場面で使うんだ。

さっきのユーロドルのチャートに当てはめると、1回目の下落に対して、2回目の下落がどの程度まで続くかというのを見ることになる。

そのときに、このフィボナッチ比率の水準まで伸びることが多いというものになる。0.5を超えたら0.618が意識され、0.618を超えたら0.786が意識されるといったようにね。

利食いのポイントを探すときなんかに役立つぞ。

よく見ると、一回0.786付近で下ヒゲをつけて反発するような動きになってるのがわかるかい?

その後、結局下げて、1の水準を下抜ける動きになって今度は1.618が意識されることになって、その水準付近まで伸びたところで失速してるだろ。

この水準も抜けてしまうと、少し離れて2.618の水準となる1.15付近が意識されるようになる。

だから、現在の水準の攻防は重要なんだ。

フィボナッチ・エクスパンション

同じようにドル円に当てはめて見ると、今回の上昇は前回の上昇に対して1の付近で上昇が失速する動きになってる。

毎回、このように綺麗な水準で価格の動きが止まるとは限らないけど、ターゲットを考える上では参考になると思うよ。

フィボナッチ・エクスパンション2
ガルベス
なるほど。

これは便利そうだな。

ちょっと、自分なりにいろいろいじってみるわ。

まとめ

眉毛先生
最後に簡単にまとめておくぞ。

フィボナッチの比率でFXでよく用いられる数字は0.236、0.382、0.5、0.618、0.786、1、1.618、2.618、3.618、4.236がある。

フィボナッチ・リトレースメントは反発がどの程度かを探る場面で主に用いる。

フィボナッチ・リトレースメントは主に価格がどの程度まで伸びるかを探る場面で用いる。

これが基本的な使い方になる。

人によってはさらにこれらを応用して使っている人もいると思うけど、まずは基本をしっかりとおさえよう。

ガルベス
おう!わかった!

追伸

眉毛先生

ちなみに1.618の水準で踏ん張りきれず、下落基調が強まってきたな。

このまま、1.15を試しに行っちゃうのか・・・?

ガルベス
俺は安値抜けてきた1.1615から売ったぜ!ストップを1.165で。エヘヘ・・。

さっきプラマイゼロまでストップ切り下げたぞ!もうこれで、負けはない!

数十分後・・・

ガルベス
おいコラ、眉毛!

今、スゲー勢いで反発したぞ、コラ!

話が違うだろ!

眉毛先生

あ、今ニュース入ったぞ。FRB議長がどうやらパウエル理事が濃厚らしいとの報道が入ったな・・・・。

ハト派寄りとされてるから、ドル売りだな・・・。

アクシデントだ。

あきらめろ・・・。

ストップずらすのが早すぎたな・・・。

ガルベス
クソッ!

またハワイが遠ざかったぢゃねぇかよ!