噂で買って、事実で売れ FXに役立つ相場格言


「噂で買って、事実で売れ」とは?

相場では様々な情報が飛び交っています。

FX取引をしていても様々なニュースに相場が動かされることが多いです。

この「噂で買って、事実で売れ」という相場格言もFXと対峙する上で役に立つ相場格言です。

例えば、FX取引を行う上で重要なものとして中央銀行の政策金利があります。

中央銀行の政策金利は主要国であれば、景気が良くなり、物価の上昇が強まってきたら政策金利を上げ、景気の過熱を防ぎ、物価の上昇を抑えるというシステムです。

逆に景気が悪化し、物価の上昇が弱くなってきたら、政策金利を下げ、景気を刺激し、物価を上昇させるという行動に出ます。

その政策金利が高い国の通貨が買われやすく、金利の低い国の通貨が売られ易いという特徴があります。

ただし、相場が実際に一番動くのは政策金利が上がった後ではなく、政策金利が上がりそうな場面です。

経済指標に好調なものが出始め、景気が上向いていることが確認され、物価の上昇圧力も高まっているようなデータが出てくると利上げへの期待が高まり、中央銀行の関係者のコメントなどに注目が集まり、利上げへの手がかりが出てくる度に買いが強まっていきます。

そして、いざ利上げとなると、発表直後こそ上昇するものの、その後は伸び悩む動きとなり、期待して買った人の利益確定の売りに押され、上値の重い推移となることも少なくありません。

まさに、「噂で買って事実で売れ」状態です。

もう少し細かいところで見ると、重要な経済指標にもこの傾向はあります。

重要な経済指標の発表前は事前にそれらに関連性のある先行指標などで市場の期待感が固まっていき、期待感から相場が動いていきます。

そしていざ結果が出ると発表直後は動くものの、市場予想値と大幅な乖離が内容であれば、利益確定売りに押されてしまうということが珍しくありません。

また実際にはそれほど悪い数字ではなくても市場予想値に届かないと失望で大きく売られるということすらあります。

つまり、相場は少し先を重視し、結果が出てしまった後は新鮮味がなくなり、過ぎたことはあまり重視しないという傾向があるということです。

まさに、「噂で買って、事実で売れ」です。