相場は不確実を嫌う FXに役立つ相場格言


相場は不確実を嫌うとは?

相場では将来の不確実な材料を嫌う傾向があります。

つまり、この先もっと悪化するかもしれないという不安な状況のときは、その不安材料がある通貨ペアが売られたり、市場全体のリスク許容度が低下し、円などの安全通貨が買われる傾向があります。

はっきりしない状況のときに売りが進むのに対し、その悪材料が出てしまうと、出たばかりの段階では多少売られることはあっても、その後は市場では材料が出尽くしてしまったような状況となり、逆に下がらなくなることもあります。

初心者の方には「あんなに騒いでいたのに、なぜ?」というように疑問に感じる方もいるかもしれません。

理由を考えてみると理解できると思います。相場の値動きというのは需給で決まる部分が多いため、市場参加者の多くが売ってしまった場合、相場では新たに売る参加者が少ない状況に陥ります。逆に売ってしまっている参加者は利益確定のために買い戻さなくてはいけない状況となります。

悪い材料が一巡した後は、それ以上の悪い材料が出てくるまでに時間がかかることも多く、一度利益を確定しようという動きが強まります。

つまり、新しく売る人が少ないのに対し、買い戻そうとする参加者が増える状況です。

価格が反発する場面では早く利益を確定しないと利益が減ってしまう状況となります。そうなるとなかなか相場が下落しません。

少しでもいい条件で利益を確定したい人が多いからです。

これが、悪材料が出尽くした場合に下がりにくくなり、むしろ反発が強まる要因となります。

現在市場のポジションがどちらに傾いているのかを意識していると、相場の方向性を掴みやすくなるかもしれません。

市場のポジションの偏りは以下のサイトが参考になると思います。

シカゴIMMの通貨先物のポジション(投機筋)

OANDAの顧客のポジション(個人投資家)